FOUNDING STORY
はぐはぐの根底には、創業者自身の育児・療育の経験があります。
2022年、第二子の誕生を機に取った1年間の育児休業。当時2歳だった長男は、知的障がいを伴う自閉スペクトラム症の診断を受けたばかりでした。家事、育児、療育への付き添い。その日々のなかで、息子の“ゆっくりとしたペース”は、家族にとって自然で穏やかなリズムになっていきました。
その思いを胸に、数多くの発達支援施設を見学し、専門家のセミナーや勉強会に参加し、同じ境遇の保護者や支援者の方々との出会いを重ねてきました。そこから、3つの確信が生まれました。
訪問先での支援の様子、先生方の姿勢、保護者の気持ち。良い点も、もっと良くできそうな点も、一つひとつ見つめるうちに、「こんな場所があったらいい」という理想が形になっていきました。それは息子に必要な環境であると同時に、同じように特性を持つ子どもたちにも役立つ場になる――そんな確信につながりました。
誰かに話を聞いてもらえること。困ったときに相談できること。情報や悩みを分かち合えること。“保護者の安心”は家庭の大きな支えです。だからこそ、保護者も安心して立ち寄れる場所をつくりたい。この思いは事業の核の一つです。
家庭の中だけの支援では届ききらない部分がある。事業として取り組めば、学べることは広がり、支援の選択肢も増えていきます。将来的には、特性のある人たちに“働く選択肢”や“関われる場”を提供できる事業に育てたい。その未来まで見据えて、開業を決断しました。
はぐはぐは、個人の想いから始まりました。しかしここから先は、地域の皆さん、保護者の方々、そして共に働く仲間と一緒に育てていく事業です。